※この文で紹介する方法は、あくまで一つの例であって、この手法で発掘した銘柄が必ずしも上がることは保証しません。投資は自己判断でお願いします。
遅くなりましたが、四季報の秋号が出ましたね。
全銘柄を簡単にチェックして付箋できる方法を紹介いたします。といっても他の方の方法の紹介なのですが……。「はっしゃん」様という方の方法です。
付箋の付け方などについての細かい説明を書いたブログはこちら。
タイトルにあるように、長期投資向けの方法ということなので、それを留意してください。
平たく言ってしまうと、四季報の上部にある各銘柄のチャートを見て、右肩上がりのものを探す、というものです。
右肩上がりなら何でもいいという訳ではなく、
■チャート選びの目安
- 移動平均線が右肩上がりのチャート
- 白い(陽線が多い)チャート
- 半年以内に最高値を更新しているチャート (すべての条件を満たすもの)
1時間で速読!四季報から長期投資向け成長株を発掘する方法
ということです。
道具としては、付箋紙は普通の小さいものを使いましょう。*1それと、個人的には指サックがあると楽ですね。
慣れれば(休憩時間はさんで)一時間くらい、とおっしゃられてますが、私は大体休憩挟んで述べ3時間くらいかかるかな……(私はどんくさいほうなので、普通の人なら初めてでももっと短くて済むかも)
でも、面倒だと思わないでください。付箋貼りの段階だけでも結構見えてくるものがあります。
やってみれば分かると思いますが、本当に付箋を貼れないところってのはとことん貼れなくて、そういう不毛の地、というか不毛の銘柄がパーッと続いたりとかするんですよ。
あと自己満足ですが、とりあえず「読破した」という充実感はあります。
そのあと、業績をみて売り上げと収益の伸びを計算することからのふるい落としも一苦労なんですが……。
はっしゃん様ご本人が、最新号で付箋付けをしている動画もあります。
この動画には、チェックした銘柄も業績分析によるランク付けとともに載っていますが、とりあえず前述のブログの方法で自分の眼で一通りチェックしてみて下さい。
その後この動画で答え合わせをするのをお勧めします。
結構私はべたべた付箋を貼ってしまい、はっしゃん様の動画を見ては、「あちゃー」となることも多いです(苦笑)たくさん貼る癖に、なぜか漏れがあったりするときも。
無論そのあと、エクセルや手持ちの証券会社のサイトやアプリのマイページに登録して、本当に伸びる銘柄か日々チェックするのも大事なんですが……。
あと、はっしゃん様が付箋してなくても、右肩上がりのチャートで、業績が良いと判断した*2なら、それはそれで監視対象にするのはアリじゃないかなと思います。
無論、これで打ち出されるのも一つの仮説にすぎませんから、最後は自分の決断ですが、四季報に一通り目を通すための方法として有効だと思いますので、紹介した次第です。
では。とりあえず四季報を駆け抜けてみて下さい。(2022.9.26.文章を少し手直し)
ここまでお読みいただきありがとうございました。よろしければクリックお願いいたします。
*1:私はなぜか今回、長いやつを買ってしまい、取り回しに苦労しました。
*2:判断法はhttp://hashang.kabuka.biz/thinking/column/shikihou#i-17を参照