この記事では、占星術上の現象と、株式取引の関係に言及していますが、あくまでそういう説があるということで、断言するものではありません。投資は自己判断でお願いします。
以前「水星逆行」という占星術上の現象を、このブログで扱いました。
その時の記事はこちら↓
改めて説明いたしますと、見かけ上、地上から*1水星が逆に動くように見える現象で、この期間中は、一般的にコミュニケーションの行き違い、とか機械の不調、とかが起きると言われています。無論占星術上の概念で、なんとなくそう思われている、ということですし、この期間外にもトラブルは起きています。
しかし、意外とこの概念というか説を信じている投資家さんがいることも事実です。Twitter上で言及してらっしゃる投資家さんを2人か3人みかけ、うち少なくとも一人はかなりの実績を上げてらっしゃる方だったような気がします。
おそらくは、水星の逆行が本当に地上に力を及ぼすと信じているのではなく、「水星逆行を信じる人が多いから、それに基づいて危機回避的に売買をする人が増える」ということを信じている人も含まれると思われます。たくさんの人が信じるから、本当になってしまう、こういうのを予言の自己成就性っていうんでしたっけ。
私自身は、日常生活で水星逆行のことは信じています。(日常生活で勘違いが増えるような気がします。)が、株式の相場全体に関してはどうかなー、と半信半疑に思ってました。
しかし信じている人は本当に多いのですね。Trading Viewからのメールで、「Mercury Retrograde」すなわち水星逆行に関するインジケーターが加わったと、お知らせがありました。コミュニティスクリプトにあるのだそうですが、無料版を使用していて、使えるインジケーターがいっぱいになっている私には使えないもので、存在だけでも見つけようとしたんですが、うまく調べられずにいます。
とにかくこの迷信(?)を信じる人はそんなインジケーターができるほど多い、ということなのですが。
ちなみに今回の水星逆行は、日本時間では4月21日から5月15日にかけて起きるということで、私はちょっと警戒はしていたんです。しかし4月25日に、以前引っかかった銘柄にカイを入れたことが運の尽きでずるずると他銘柄含め、取引をしていました。先週金曜日に損をしてポジションを全解消して今はノーポジです。
しかし自分自身のことはともかく、日米両市場では、アメリカのファーストリパブリックバンクが破綻というニュースが出たにもかかわらず、5月1日の米国市場、5月2日の日本市場ともにさほど下がる気配はなく、まあこのまま様子見かな、と思ってました。
ところがどっこい。
前回の記事で、ダウ平均に関し、「25日線あたりまで落ちて、5日線が天井になるのかなと思ったけど、上昇して5日線がまた支持線になった」みたいなことを書きましたが、また見事に25日線まで戻ってしまいました。500ドルの下落。
やはり、平気なように見えて銀行破綻の件が響いていたようです。推測される原因などについては、長くなってしまったので、稿を改めたいと思います。
では。
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