この記事は相場の変動について言及していますが、私の投資記録の銘柄含めてあくまで個人的な感想です。株式取引の方法論に関してもあくまで私の感慨というか感想に過ぎません。投資は自己判断でお願いします。
↓前回の取引記録
日経225
アメリカの債務上限問題の一応の解決をもって、6月5日からの日経は5日線からやや浮いた形で始まり、その傾向は6日まで続きました。しかし、移動平均線に着地しないで済むわけがなく、7日には下がって5日線にタッチとなりました。
上昇幅が高かっただけに、そこからの低下も激しく、7日の終わりは、前日比593円マイナスという結果になりました。
6日から7日の5分足チャートで見ると、6日は少しずつ上昇していたのが、7日寄付きに、飛び上がるように少し上昇した後、下落し始め、10時くらいまでに急激に下がり、そこからまた少し上昇後緩やかに下降しました。後場も寄付きに少し戻した後はゆっくりと低下していくという展開でした。
こんな地合いで、6月6日から7日にかけて私は取引をしてしまったのです。
以下、チャートでのピンクの○はカイを入れたところ、水色の○はウリ。日足チャートでの紫の○はその日のうちにウリカイをしていることを示します。
タカトリ
6月6日寄り付き前に、5200円で注文しましたが、9時ちょうどに5190円でできました。5200円にしたのは、日足の5日線基準。前日下げてるし、ここまでおいそれと下がらないかと思ってたのですが。
いいところで買ったと思ったのもつかの間、前場終わりから後場にかけて下がりだし、含み損に。切るか迷って持ち越しになってしまいました。
買い値を逆指値にしておけば良かったのでしょうが、乱高下することもあり、5100円までは様子を見ようと決意、7日寄り付き前に5100円を逆指値で注文したところ、5110円で出来てしまいました。チャートを見ると、5100円から一気に上がったようですね。その後さらに下落後急上昇、急降下を繰り返し、結局前日と10円しか変わらない5140円で引けました。再インもあり得たかもしれませんが、後述する味の素も6日に買ってしまっていたこともあり、ボラの激しいこの銘柄からは一旦手を引くことにしました。
6日の時点では、5日線の5200円を下回っていたのが気になりました。。ここから下がるとすれば買い値から200円近く下の5020円（上から二番目の高さの長期線）で止まればいい方とも覚悟していました。予想通り5020円をつけましたが、そこからまた切り返すとは思わず、考えが甘かったかな、と思いましたが……。
翌8日には、5日線に抑えられる形で、75日線をやや下回る4925円で終わり、一旦逃げたのは正解、と思える展開になりました。
味の素
タカトリができた後、味の素を眺めていたら、ずっと5日線に沿うように上がってきたのに、前日の5日に、少し乖離する形で上がっていたので、6日は5日線まで下がるのではと予想していました。しかし、実際はさらに乖離する形で上がっていたので、思わず欲しくなり、9時28分5747円で買いました。
6日引け時には、含み益が出ていたのですが、7日に前述の日経の下落に連動するように下落してしまいました。
かなり5日線から乖離したところで買ってる。今まで5日線に沿うように上がってきているので怖いなと思っていたら案の定でした……。
5分足チャートで見るとこうです。
買い値の5747円以下になったら成行、を条件に逆指値したら、5750円で出来ました。しかしタカトリに比べ、安定した上がり方をする味の素に未練があり、再度、後場寄り付き前に5719円で注文したところ、5716円で後場寄り付きに出来、その後順調に上昇するように見えたのですが、5760円前後で頭打ちとなり、2時過ぎに見てみたらちょうど急降下が始まっていたので14時45分、5742円でウリました。もっと益が出ているときにも、「もうそんな上がらないのかな」という感覚はあったので、もっと高いうちに売ってしまえばよかったと思います。
その後、味の素は8日には5日線の下にローソク足がもぐってしまい、また、急激な上昇と下落を見ると、ここからいったん調整が入るかな、と考えました。
今回のトレードの敗因は、同じくらいの値段の株式を同時に取引したこと、分けても計画的に狙ったタカトリに絞らず、味の素まで衝動的に入れたことだと思います。それも、6日の日足の下のほうからではなく、5日線から乖離して始まっているのに、ある程度上昇したところで買ってしまったことだと思います。
では。
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