まずお詫びを。10月29日分の記録は休みます。都合がありまして。
さて、トランプ前大統領が当選しましたね。当選する可能性はあると思ってましたが、もっと接戦になると思ってました。
さて、アメリカ在住の人から、はてな匿名ダイアリーで、トランプ勝利の考察が述べられていました。
平たく言えば、インフレがひどく生活が厳しいから……とのこと。にもかかわらず、現政権は、対策をとらず、LGBTの権利拡張など、火急とは見えない問題に手を出してるのが許せなかったのでは、とのことです。
あと、宗教関係で、以前引用させて頂いた、小川寛大氏(南北戦争研究者でもあるので、度々アメリカへの渡航をしている模様)の意見。
自分が中西部で会った、言っては悪いが学歴はない、地域にかつてあった工場で働き、今さびれた故郷で年金生活するお婆さんは「トランプは愚かな男だが今のわれわれには彼しかいない」と言っていた。「反知性主義の馬鹿な田舎者がノーテンキに入れた」のではない。その悩みの上に今の米国はあるのです。
— OGAWA Kandai (@grossherzigkeit) 2024年11月6日
自分は中西部や南部に知り合いが多いので、彼らは大体トランプさんに入れたんだろうが、今回はあまりバカ騒ぎして喜んでる姿が想像できない。勝ったし、勝つべきでもあったのだが、今後大変だぞと思っていると思う。「かくすれば、かくなるものと知りながら、やむにやまれぬアメリカ魂」じゃないのか。
— OGAWA Kandai (@grossherzigkeit) 2024年11月6日
※筆者注:「かくすれば、かくなるものと……」という部分は、「かくすれば かくなるものと知りながら 已むに已まれぬ 大和魂」という吉田松陰の和歌が元になっているようです。参考:吉田松陰 - Wikipedia
悩める彼らに、彼らの神がどうか救いを与えられますよう。暗い大義も、支持者の献身で輝いている。
— OGAWA Kandai (@grossherzigkeit) 2024年11月6日
小川氏は、アメリカ国民の「悩み」について具体的に書いてはいません。(少なくともこの前後のポストにはありません)。しかし、「思慮の浅いおバカさんが、よく考えもせず、人種差別主義者のトランプに投票した」というステレオタイプの考えは間違いだ、ということだけはわかります。
この「悩み」の原因のひとつが、インフレだと仮定すると、ちょっと気になる記憶があるのです。
原典も覚えてませんし、検索しても出てこないので、話半分に聞いて欲しいのですが、トランプ氏の前の政権時、もしくは最初の当選時だったと思います。
アメリカでは、朝食に食べるシリアル食品(コーンフレークみたいなものの総称)の価格が値上がりして、一般市民が困っている。こうしたことも、トランプが当選した理由のひとつである。
というような内容でした。書いたのは佐藤優氏だったような気もするのですが、記憶違いかもしれないし、この記憶自体が、私の勘違いでできている可能性もあります。
しかし、この記憶が正しいとするならば、ウクライナ戦争以前、コロナ以前から、現在のインフレ傾向は、あったということになります。
そう考えるとウクライナ戦争、コロナ以外にも、なにかインフレの原因があるのかもしれません。
長くなったので一旦切ります。
では。
追記:「元大統領」を「前大統領」に直しました。大変失礼いたしました。
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