参院選が終わりましたね。皆さま選挙には行かれましたでしょうか? 投票した候補者は当選しましたか? お答えになる必要はありません。投票に関しては秘密で良いのですから。私も当然答えません(爆)
ひねくれたマクラはこれくらいにして、人間、支持する政党があれば、支持しない政党もありますよね。
人によっては、「支持する政党・候補者」はいないけど、「絶対に当選させたくない政党・候補者」は、いるという場合もあるかも知れませんね。
そういう候補者がいたとしても、そしてその人が当選してしまったとしても、その人に投票した一人一人の有権者を非難したりしてはいけません。
毎度引用してしまいましたが、gryphonさんのブログ記事に、その理由が書いてあります。
そもそも日本国憲法に、選挙人(選挙権を持つ人)はその選択に関し公的にも私的にも責任を問われないと決められているからだそうです。
調べてみました。第十五条④
すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。
(強調と文字の拡大は私が勝手にやってます)
出典↓
疑問に思う人もいるかもしれません。しかし、当選した候補者なり政党なりが問題を起こしたとしても、彼らに投票した、一人一人の有権者の責任を問うていては、もっと危険な事態を招きかねないためだからだそうです。(最悪、国の統合が崩れかねない。)
私も昔、自分が反感を持ってる候補者の、地盤地域の人を憎んだこともありますが、そういうことはいけないことになります。(内心の自由があるから、思うだけなら自由でしょうけど、当選させたことをもって悪しざまに言ってはいけないんですね。)
自分たちの推す政党や候補が落ちた場合にも、「なんで落ちるんだ。見る目のない愚民どもめ」みたいなことを言う人もいます*1。
私はこういう意見に対しては、「笛吹けども踊らず」の嘆きなんだろうけど、自分の笛の吹き方が悪かったとか、相手がそもそも踊れないほど、疲れたり、お腹を空かせている可能性を考えてないのかなあ、と思ったことがあります。
今回の選挙結果について、同感したツイートをいくつか。
自分が支持しない政党が議席を確保したとして、ここからすべきは「彼らが何を言い、何をするかを注視すること」であり、投票した人を非難することではない。
— Munechika Nishida (@mnishi41) 2025年7月20日
投票した人を責めるのではなく、投票した人をそこに追いやった状況を顧みて、注視しつつ、二度とそのような状況にならぬよう考えなきゃならない
— Jun / Джюн (@nakanohito_jun) 2025年7月20日
About RP
「義務教育の敗北」「民主主義は終わった」「日本国民に選挙は早かった」という方へ。
— 山吹オルカ🅨オタク医師時々VTuber (@YamabukiOrca) 2025年7月20日
それは口にしない方がいい。
アメリカを見よ。
反知性に投票する人々をバカにしても、彼らの結束を固くするだけだ。
「社会にはそういう人が一定数居る」という前提で生きなきゃいけない時代になってしまったんだ。
(最後の人の「反知性」という言葉はちょっと語弊があると思うのですが、それは今は置いておきます。)
とりあえずここでいったん締めくくります。自民党の大敗の要因の考察とかは、やれたらやります(やったこといつあるの?)
では。
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*1:一般支持者の話。さすがに、立候補者本人や選挙スタッフで見かけた人はいません。