株中毒の投資日記

日本株オンリーでしたが、2024年からはそれ以外の投資法にも言及するつもりです。

2月26日から3月1日までのドル/円、日経225、ダウ平均の動き

 この記事中の見解は、あくまで個人の感想であって、取引を推奨するものではありません。投資は自己判断でお願いします。 

 大変お待たせしております。約ひと月遅れのドル/円、日経225、ダウ平均の振り返り記事です。

ちなみにこの前週分はこちら↓

gonstock.hatenablog.com

ドル/円

 ドル円です。

 日足で見るとほぼ横ばいだったのに、29日に移動平均線の5日線(緑の線)を割り、一目均衡の転換線も一度はぶち抜き、移動平均の25日線まで下がった後、また転換線の辺りまで戻っています。翌3月1日は、5日線上まで上髭を書き、一目均衡の転換線の辺りで踏みとどまって終わっています。

ドル/円 移動平均・一目均衡日足チャート 3月1日まで

 これは、2月29日の下げは、

米経済指標の悪化や米1月コアPCE価格指数が予想通りインフレ改善兆候を示したため年内の利下げ観測を織り込む金利低下に連れドル売りが優勢となった

 Yahooファイナンス 2月29日のNY為替概況

 3/1 5:30 配信

ためにドルが下がり、その後の欧州の下げで買い戻されたためだそうです。

 また、3月1日は、

米2月製造業PMI改定値が予想外に上方修正されたためドル買いが優勢となった。その後、米2月ISM製造業景況指数が上昇予想に反して低下したほか、米2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は予想外に速報値から下方修正され、利下げ観測を受けた長期金利の低下に伴うドル売りに転じた。 

株探 【市況】3月1日のNY為替概況

2024年03月02日05時10分 

ためだそうです。

 週足で見ると、前週の上げで少し移動平均線から離れた調整のように、短期線より少し下まで下ヒゲが達したのち戻っています。

ドル/円 移動平均・一目均衡週足チャート 3月1日まで

月足は、この週は月替わりを含むので、ふた月分のローソク足を見ることになりますが、2月分は結局前月の上げを受けてさらに上昇し、短期線から少し上がったローソク足となり、3月分の新しいローソク足はそれよりもやや上から始まる形で出来ています。

ドル/円 移動平均・一目均衡月足チャート 3月1日まで

日経225

日経225です。26日から28日は下がり気味の横ばいだったのが、29日に5日線を割り、一目均衡の転換線の辺りで止まっています。翌3月1日は再び上昇して5日線から上に頭を出し、前日比744円の上昇で終わっています。(3月1日の上げは取引時間中の史上最高値を更新しています)

 これは、チャート的に見れば、前週末の急上昇(23日に急に上がっている)の調整を29日までにやり、再度ローソク足が転換線にタッチした翌日、前週同様に急上昇したようにも見えます。

日経225 移動平均・一目均衡日足チャート 3月1日まで

 チャート以外に原因を探ると、2月29日は

前日の米株安を受けて株価指数先物に売りが先行し、値がさの主力株に売りが波及すると下げ幅は一時300円を超えた。後場に入るとトヨタソニーGなど大型株に買いが入って日経平均は上昇に転じ、最高値(3万9239円)を上回る場面もあったが、続かなかった。

日本経済新聞 日経平均は小幅続落、終値41円安の3万9166円 

2024年2月29日 9:10 (2024年2月29日 15:44更新)

とのことです。

 3月1日の上げは、

前日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が約2年3カ月ぶりに過去最高値を更新したことを受けた買いが先行。その後も日経平均はほぼ一貫して上げ幅を拡大し、大引け間際には心理的節目の4万円にあと10円程度まで迫る場面があった。 

日本経済新聞 日経平均終値744円高の3万9910円 3日ぶり最高値更新 

2024年3月1日 9:10 (2024年3月1日 15:27更新) 

とのことで、前夜アメリカ市場でハイテク株が上昇した関係で半導体関連を中心にした上げでした。

 この頃はまだ株価が4万行くかは半信半疑だったんですよね……。

 週足です。少し移動平均線からの乖離が強くなっているように見えます。移動平均線は上から順に短期線、中期線、長期線となるパーフェクトオーダーになっていて、勢いのある形です。

日経225 移動平均・一目均衡週足チャート 3月1日まで

 月足です。2月のローソク足は、足元をほぼ移動平均線近くに持ちながらも、前月1月のローソク足と同じくらい長く強く上昇し、3月のローソク足もその上昇の延長上にあります。(逆に言えば、移動平均線との乖離が大きいということにもなります。)

日経225 移動平均・一目均衡月足チャート 3月1日まで

ダウ平均

 ダウ平均です。26日から下がりだし、28日には移動平均の5日線を下回っています。29日に上昇するも5日線の上では終われず、3月1日にやっと5日線上に頭を出しています。28日、29日、3月1日のいずれも下髭を引き、一目均衡の転換線の辺りまで下げています。

 この頃の私はこの前の週、12日頃からの上下動なども見て、「ダウが弱いな」と感じ、暴落の危機をか考えていたようです。

gonstock.hatenablog.com

 

ダウ平均 移動平均・一目均衡日足チャート 3月1日まで

28日の下げは、PCEデフレータの発表を控え、売りが優勢となったためのようです。

kabutan.jp

29日にはそのPCEが発表され、市場予想よりも上振れしなかったために上昇しました。しかし、5日線を超えられなかったのは前述したとおりです。

www.nikkei.com

そして3月1日、2月ISM製造業景況指数や、2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想外に大幅悪化しての利下げ期待とAI関連需要の期待で上昇し、やっと5日線を超えました。

kabutan.jp

 

 週足を見ると、前週と同じくらいの終値で、短期線への下ヒゲのタッチもありますが調整といった感じです。

 週足の短期線の位置と、日足の一目均衡の転換線の位置は近く、これがこの週の日足が転換線より下がらなかった理由かもしれないとも書きました。

gonstock.hatenablog.com

ダウ平均 移動平均・一目均衡週足チャート 3月1日まで

 

 月足で見ると、2月は前月に引き続き上昇、3月もその上昇を受けて始まっていますが、日経に比べると弱い印象もあります。

ダウ平均 移動平均・一目均衡月足チャート 3月1日まで

 以上です。

 では。

前週の記事

gonstock.hatenablog.com

 

次の週の記事

gonstock.hatenablog.com

 

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