この記事中の見解は、あくまで個人の感想であって、取引を推奨するものではありません。投資は自己判断でお願いします。
この週は2月12日は建国記念の日で日本は株式がお休みだった関係で、ドル/円、ダウ平均、日経225の順で書いています。
ドル/円
ドル/円です。13日にどかっと上がってますね。日本時間のこの日の夜のアメリカのCPI(消費者物価指数)が予想より高く、インフレがまだ収まってない=利下げが遠のく、ということでドルが一気に150.759円まで上がってしまいました。
↓参照
www.bloomberg.co.jp2024年2月13日 22:34 JST 更新日時 2024年2月14日 1:18 JST
その後は14、15日と5日線まで下がり、16日には5日線より上の150.200円くらいで終わっていますが……。
週足チャートで見ると、短期線に足をつけながらさらに伸びる感じ。
月足で見ると、前週よりさらに伸びています。
ダウ平均
ダウ平均です。12日は移動平均の5日線を割らず踏みとどまったものの、13日のCPIから来るドル高で急降下。5日線を割り、その下の一目均衡の転換線(青い線)移動平均の中期線(ピンクの線)、さらにその下の一目均衡の基準線(赤い線)まで一時は下がり、移動平均の中期線の上、一目均衡の基準線との中間地点のようなところで終わっています。一時は前日比700ドル、終値で見ると524.63ドルの下げとなりました。
翌14日は下げても移動平均の中期線より上ですみ、15日には348ドル高となり、5日線より上に戻しています。この上昇には、米長期金利の低下があったようです。
www.nikkei.com2024年2月16日 5:22 (2024年2月16日 6:55更新)
しかし16日には145ドルの下落。これは1月生産者物価指数(PPI)がCPIに続き予想を上回るなどしてインフレを警戒して下がり、2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を下回ったほか連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を受け、利下げ期待で下げ止まったようです。
kabutan.jp2024年02月19日06時09分
チャート的には移動平均の5日線に跳ね返される感じで終わっています。12日とほぼ同じところに戻っていますね。
週足でも下げは激しく、移動平均の短期線を下抜けて一目均衡の基準線まで下ヒゲがタッチしています。ただし終値では短期線上で終わっています。
月足でも少し下ヒゲが出て終わっていますが、前月より上げていることに代わりはありません。
日経平均
日経平均です。週明けの13日に、1066円も上がったのに、前述したその夜の米CPI発表によるドル高、及びダウの下げによって、翌14日はマイナス260円となりつつも5日線は割らず、15日、16日と上昇。ただし16日はローソク足の実体のない十字線ぽい形で終わっています。5日線にタッチはしないものの、ほぼそのやや上に沿った形の上昇をしています。
週足で見ると、やや短期線から離れ、急な伸びをしているのが分かります。13日の1000円上昇が寄与している感じです。
月足で見ても、ローソク足の伸びは強く、前週は1月の上値と同じくらいだったのが、明確に1月越えをしています。
色々必要な要素を見落としてると思いますが、以上となります。
おまけ
19日、20日とダウ平均下がってますね……。明日明けたらどうなってるのでしょうか。
株価は知りませんが、明日は日本は気温が下がるところが多いそうです。お大事に。
では。
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