三連休も残すところあと一日となりました。私は四季報に手を付けられるのでしょうか……。
この記事は相場の変動について言及していますが、あくまで個人的な感想です。 株式取引の方法論に関してもあくまで私の感慨や感想に過ぎません。投資は自己判断でお願いします。
10月5日のダウ指数
受けてマイナス9.98ドルで終了しました。一時はもっと下げていましたが、これだけの微減で終了できたこと、逆に上昇できず5日線を超えられなかったことが、煮え切らないというか、翌日のアメリカ雇用統計の発表を控えての慎重さを示すとも言えましょう。
キャプチャを取り損ねているので週足・月足は無しです。
日経225
次に日経225です。
前日の上げを受け、一度は5日線の辺りまで上昇しましたが、そこから下げて、マイナス80円で引けました。
個人的には5日線を超えられなかったことは、6割ぐらいの確率で予想していたので、それほど驚きはしませんでした。
週足チャートでは、一目均衡表の基準線にタッチした下髭になって終わっています。
月足では、一目均衡表の転換線(青線)で止まっている感じです。
来週に向けては、上は、日足の移動平均5日線(約31120円前後)以上に行くか、下は、週足の一目均衡表基準線(約30685円前後)もしくは下ヒゲの下限(30487円)を下回るか否か、がカギになってくると考えます。
10月6日のダウ指数
以前の記事でも書きましたが、ダウ寄り付き前の雇用統計の発表で、下がると私は予想していましたが、まさかの上げ。
見事に移動平均の5日線(一番下の緑の線)を上回り、一時は一目均衡の転換線(5日線の上の青線)を超えましたが、結局そこはほぼ上髭となり、転換線は30ドルほど上回っただけでした。
また下ヒゲの位置を見ると、週足チャートの移動平均の長期線(33030ドル前後)を基準にほぼ横ばいなのが分かります。
週足は移動平均の長期線に下ヒゲになってタッチして、かなり上げて終わっています。それはいいのですが、移動平均の短期線が中期線にデッドクロスしてしまっています。(下図)。それが気になると言えばなりますね。
月足もまた、一目均衡の基準線を底にして下ヒゲで終わっている感じです。
なので、来週のダウはとりあえず上値は日足一目均衡の転換線(33370ドル)を大きく超えて、できれば次のめど、一目均衡の基準線(33958ドル前後)を目指せるか、下値は週足の移動平均長期線(33032ドル前後)を大きく下回るか否か、がカギになってくると思います。
さて、雇用統計の結果が良かったのにダウが上げた理由ですが、非正規が多く、賃金がそんなに上がっていないことが理由のようです。
投資家としては胸をなでおろすところですが、労働者としては複雑な気分です。
参考↓
昨日の雇用統計で米株の上昇は不思議でしょうが、OPEXがらみのショートカバーにすぎません。それと雇用統計の中身はそこまで強くないのが実態です。正規雇用が減って、パートが増えているからね。
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) 2023年10月7日
賃金が増えないのは、移民が増えているからだという意見もあります。
いずれにせよ、相場のことは相場に聞け、ですが、この翌日、10月7日にイスラエルにイスラム組織ハマスが侵攻し、さらに不確定要素が増えてしまいました。
このことにつきましては、また稿を変えて書けたらと思っています。
では。
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