この記事中の見解は、あくまで個人の感想であって、取引を推奨するものではありません。投資は自己判断でお願いします。
先週のドル円、日経225、ダウ平均の値動きを振り返っていきたいと思います。
ドル/円
ドル/円です。それまでやや横ばいか、下げていたのが、2月2日(右端の最後のローソク足)で急上昇しています。これは2月2日発表の雇用統計が強かったためのようです。
チャート的に見ると、一目均衡表の雲に跳ね返される形で上昇、前日には下回っていた、移動平均の5日線(短期線)を超えて終わっています。
週足で見ると、一目均衡表の基準線(上から3番目の赤い線)にタッチして、一番上の移動平均の中期線(一番上の赤い線)より上回って戻ったという感じです。
月足で見ると、12月の下げを取り戻した1月の上げを維持する形になっており、何とか一番上にある移動平均の短期線上に乗っかるくらいの形で終わっています。
日経225
日経225です。先週終わりの1月26日に5日線(上から2番目の緑の線)を下回っていたのが、30日にはローソク足が頭を出し、31日には再び5日線を下回ったものの、終わりは前日を上回り、そこから2日までは5日線上には出て終わっています。しかし、一目均衡も加味してみると、一目均衡の転換線に頭を抑えられていることが分かります。
週足で見ると、ほぼ3週連続の横ばいで、その分移動平均線との乖離は少なくなっています。
月足で見ると、1月は強力な上昇があった分、2月はそこから横ばいでもまだ移動平均線等と乖離があることが分かります。
ダウ平均
ダウ平均の日足チャートです。ゆっくりと5日線に沿って緩やかに上昇しているチャートです。31日にいったん陰線でやや移動平均線を下回って、ここから下げるかと思ったのですが、結局移動平均線上で終わりました。
週足で見ると、移動平均の短期線を下回ったこともある前々週、その終わりから少し上がった前週に比べ、伸びの強い週となりました。
月足です。週の途中で月をまたいでいるので、この週分のローソク足が2本に分かれるのですが、1月は前月の伸びを受け横ばい、始まったばかりの2月はそれを受け今のところ微上昇という感じです。
先週の様子を見ている感じ、ここから下がるかなと思っていたのですが、日経もダウも、開けてみれば日足基準では5日線を割らずに終わりました。
しかし、2月6日現在、2月2日発表の雇用統計を受けてドル/円が急上昇、ダウ、日経ともに再び微妙になっています。
では。
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