この記事中の見解は、あくまで個人の感想であって、取引を推奨するものではありません。投資は自己判断でお願いします。
先々週の振り返り、FOMCや雇用統計についての他の方のコメントを引用して色々語ろうとしてもうまくいきませんでした。書きっぱなしではなく、ちゃんとした振り返りがしたいのですが、なかなかうまくいきませんね……。
へこんでても仕方ないので、通常運転で始めましょう。
ドル/円
ドル/円です。日足で見ると、前週末の急上昇を受けて、2月5日にはそのままやや上昇、そこから6日には移動平均5日線に向けて下降、7日に5日線タッチしたのち8日に急上昇、9日にはそのまま十字線で停滞……となっています。
ほぼ5日線に沿って動く(激しい上下動はありますが)チャートとなっています。
週足です。一目均衡の基準線(上から三番目の赤い線)まで落ちて、一番上の移動平均の中期線上まで戻った前週を受けて、今週は順調に移動平均線上を維持、上昇しています。また、移動平均線自体も、短期線(緑の線)が中期線を上回り、角度は急ではないもののゴールデンクロスとなっています。
月足では、前週では移動平均の短期線上に何とか乗っている状態だったのが、ややローソク足の実体が上に伸びています。
日経225
日経225です。日足では、2月5日に前週末からの流れを受けて少し上昇、この際、頭を抑えていた一目均衡の転換線が移動平均の短期線(5日線)を下回ったおかげもあり、それらをローソク足が上回ったものの、続く6日には短期線を、7日にはまた転換線を下回っています。これはドル/円が下がった(やや円高になった)のが原因でしょうか。
しかし、2月8日には一転743円高という驚異的な上昇を見せています。これは、場中11時過ぎの日銀副総裁の「マイナス金利解除後でも緩和維持」というハト派的発言が原因のようです。
参考
kabutan.jp2024年02月08日12時12分
翌9日も一時は37287円をつけましたが、結局ほぼ前日の終値を維持するくらいの前日比34円高で終わっています。移動平均・一目均衡の各線から少し乖離していますので、ここらへんで終わって良かったのかもしれません。
週足は、前週までの三週連続の横ばいから一転、移動平均の短期線に下ヒゲがタッチする形で接触したものの上昇し、前々週の高値をローソク足の実体でほぼつけている形になっています。短期線がローソク足に追い付いてきたとも言えます。
月足で見ると、先週に比べローソク足の実体が上に伸びています。移動平均線等からの乖離は相変わらずですので、週足で見れば上値余地が、月足で見れば下値余地があると言えるかもしれません。
ダウ平均
ダウ平均です。日足チャートで見ると、ほぼ移動平均線の5日線に沿って緩やかに上昇するチャートです。やや上昇力が弱まっているとも見えますが、どうなるでしょうか。
週足です。前週の急な上昇の反動でか、短期線に下ヒゲがタッチして、前週比ほぼ横ばいの形で終わっています。
月足で見ると、先週は陰線表示だったものが、陽線表示に変わり、ややローソク足も上に伸びています。移動平均線等との乖離は相変わらずです。
個人的な感想を言うと、日経の8日の急上昇にはびっくりさせられた週でした。この上昇力が、日経、ダウ両方ともに続くのでしょうか。ドル/円はもうこれ以上上がって欲しくないのですが……。
では。
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