この記事中の見解は、あくまで個人の感想であって、取引を推奨するものではありません。投資は自己判断でお願いします。
日経平均が1989年につけた高値を更新したそうですが……。1989年……何があったかなあ……。昭和天皇のご逝去があったりして、私にはあんまりおめでたい記憶がないんですよね。(この年については、このブログか、闇鍋ブログの方で扱うかもしれません。)
(2月28日追加 書けました。400字詰め原稿用紙で約11枚分……。ムダに長いです。
)
前週に引き続き、2月19日はアメリカ市場はプレジデント・デーでお休み、逆に週終わりの23日の日本市場は天皇誕生日でお休みという、お休みでややこしい週になりました。
ドル/円
ドル/円です。前週と違って極端な上下はなく、19日、20日と5日線のやや下にあったローソク足が、21日に一目均衡の転換線にタッチして上昇、5日線上に浮上し、以後週末までそのまま5日線上に出るというごく緩やかな値動きです。
21日に上昇した理由は、FRBが公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月30-31日会合分)で時期尚早な利下げリスクに大部分の当局者が懸念を表明したことが明らかになったこと、米20年債の入札が不調で、長期金利が上昇したためのようです。
トータルで見て、ほぼ横ばいといった感じですね。
週足で見ると、前週に比べて地味なのが分かります。
月足で見ると、前週に比べると微増ですね。
日経225
日経225です。19日、20日と、陰線ながらほぼ横ばいで5日線に沿っていますが、21日に少し5日線を割っています。これは前日の米株式相場の下落、また、画像処理半導体のエヌビディアの決算発表前日ということもあって下げたあおりを受けた様です。
しかし22日には一転、836円高となり、終値でも史上最高値を超え、この記事冒頭に書いた、バブル越えとなりました。これは、日本時間22日早朝に発表されたエヌビディアの決算が、市場予想を上回る好決算となったことで、日経平均への寄与度の高い半導体株への好影響となったこと、円相場が円安・ドル高となったことなどが理由のようです。
週足で見ると、前週の上昇を受け、いったん下ヒゲをつけてはいるものの、前週終値より上昇して終わっていることが分かります。
月足では、前週に比べ、さらに伸びていることが分かります。
ダウ平均
ダウ平均です。
先週末2月20日夜のチャート↓は、5日線、ローソク足ともに下がり気味であり、このままだとガラッと来るかな……と不安だったのですが。
23日までのチャートは、こんな感じでしっかり持ち直して終わっています。
まず21日に、一目均衡の転換線の辺りから始まり、いったん移動平均の中期線まで下がってから上昇し、移動平均の5日線まで上昇して終わってます。これは、引け後のエヌビディアの決算発表を警戒したり、FOMC議事録公表を警戒して売りが出、議事録公表で利下げ期待が後退したためさらに売られたものの、引けにかけた調整でプラス圏に回復した模様です。ドル/円のところでFOMCについては述べています。ドルが上がったから株が下がったわけです。
翌22日はエヌビディアの好調な決算発表を受け、456.87ドル高の39,069.11ドルをつけました。ダウは初の3万9000ドル台を付けたことになります。もはや、すべてはエヌビディアにかかっているような雰囲気ですね。
翌23日も62ドル高を付け高値を更新しましたが、ローソク足は十字線に近いのが気になると言えば気になります。
週足チャートは前週十字線でしたが、今週は短期線の下の一目均衡の転換線近くまで下ヒゲが伸びたものの、力強く上昇して終わっています。↓
月足チャートでは、前週に比べ、コマ状だったローソク足が上に伸びています。ただ、移動平均の短期線からローソク足が乖離しているのが少し気になります。↓
以上です。
では。
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