※この文で紹介する方法は、あくまで一つの例であって、この手法で発掘した銘柄が必ずしも上がることは保証しません。投資は自己判断でお願いします。
去年の9月に書いた、「簡単な四季報読破のやり方」の第二段階についての話です。
その時書いた記事はこちら↓
以前書いた時と同じ繰り返しになりますが、この方法は「はっしゃん」様という方の編み出した方法です。
長期投資向けの選定法ということですので、その点もご留意を。
前回の記事ではこのメソッドを使って「有望そうな銘柄をピックアップしつつ、最後まで四季報を読破する」のが目的でしたが、今回の目的は「ピックアップした銘柄をふるいにかける」こととなります。
第一段階では四季報のページ上部にある月足チャートで右肩上がりのものを探していく、という方法で付箋付けをしていましたが、第二段階では、付箋付けした銘柄が業績面においても右肩上がりであるかを見ます。
参考にするのは、売上と経常利益(もしくは税前利益)の推移。これらがそれぞれ10%以上伸びていれば合格、とのことです。
ランク付けとしては
- 成長株の分類 0%未満 問題外(非成長株)
- 10%未満 低成長株(将来性があれば)
- 10%以上 普通の成長株
- 20%以上 高成長株
- 30%以上 超高成長株
だそうです。
ただ、売上が上がっていても経常利益はそれほどでもないということもままあります。こういう場合は
売上の伸びが顕著であれば、
利益が一時的に減少していたり、
赤字でも許容する場合もありますので、
このあたり投資家の好みになります。
注意点としては四季報予想の数字。
会社予想や決算実績から独自に
予想を出してくれていますが、
外れることも多いので、
参考程度にしておきましょう。将来のことは分かりませんので
投資家自身で判断するのがベストです。
とのことです。 ここら辺を見極めるには、より詳しい分析が必要になるとも。
私自身の感触としては、この第二段階を通しでやると、とりあえず数字を見ることが怖くなくなる、付箋をつけるのに慎重になる(第一段階で大量に付けるとそれだけ多くの数字をチェックすることになりますので。それもいい経験ではありますが。)、それとやはり強い銘柄は数字に表れるのだなと分かるところでしょうか。
ランキングは、私はつけた付箋に下から×、△、〇を書いてランク付けしていきました。
最後に、はっしゃん様の付箋付け動画(ランキングも載ってます)で答え合わせをして、自分の付けたランキングと比べています。あと、付箋付けの段階で違ってたものは、ページ横に貼っていた付箋を、各銘柄のチャートの上に縦に貼っていきます。
はっしゃん様による付箋チェック動画↓
答え合わせの結果……
↑これが……
↓こうなりました。(ピンクの付箋は付箋段階でチェック漏れしていたものです。)
ここからまた手持ちのアプリやエクセルに落とすのが、私にとって大変なんですが、とりあえずここまで。では。
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