前の記事で、9.11後のifについて少し言及した私ですが、よそ様の同趣旨の記事を見て深く反省致しました。↓
……9.11のifを言うならこの方のように、「事件自体を未然に防げてれば」、「起きることがなければ」というifを語るのが普通ですよねえ……。なぜ、「事件は起きても、そこでこらえろ」なんていう血も涙もない無理筋なifを語ってしまったんでしょう。
お前の血は何色だ
と自分に問いたいです。
多分これは私の人間性の問題に加えて、この6年前にオウムの地下鉄サリン事件と、オウム真理教の本部への摘発があったことが大きいと思います。
ja.wikipedia.org
地下鉄サリン事件が起きた時はオウムが否認してたのと、決定的証拠がなかったので、「ほんとにオウムがやったのか?」という空白の時期がすこしあり、摘発もかなりの緊張を伴うものでしたが、銃撃戦とかにはならずにすんだと思います。*1
その記憶があっただけに、9.11はかなり早く首謀者としてオサマ・ビンラディンが名指しされ、アフガニスタンへの攻撃も速すぎると私の目には映りました。
実は前駆的なテロがあり、オサマを捜索していた捜査官などがいたことは最近になって知りましたが、そうした裏を知らない私にとって米国の動きはあまりにも性急、かつ乱暴な動きに思えたのです。
9.11事件のあらまし↓
ja.wikipedia.org
オサマ・ビンラディンを引き渡さなかったタリバン政府にも問題はあると思いますが、もう少し司法、外交ルートでどうにかできなかったのか……とはずっと考えてます。*2
アフガニスタンに続く、イラク戦争の時は「大量破壊兵器を隠している」というのが表向きの口実で、必ずしも9.11に関係があるというかどうかはぼかしてた感じですし、裏に石油とお金が関係してるとも後々言われたものですが、アフガニスタンにはそういう話も聞きませんし、なんのためにあんな大規模な戦争をしたのか、私にはまだわからないままです。
でもやっぱり
お前の血は何色だ
自分。とも思います。
ランキングに参加しています。よろしければクリックお願いします。
はてなブログランキング