株中毒の投資日記

日本株オンリーでしたが、2024年からはそれ以外の投資法にも言及するつもりです。

ロシアの狙いは食糧難?

リンクが多くてヒーコラした、

gonstock.hatenablog.com

ですが、要するに煎じ詰めていえばこういうことです。

  1. ロシアは小麦の生産量でかなりのシェアを占めている。
  2. ウクライナもかなりのシェアを占めている。
  3. 攻め込まれたウクライナは農業生産ができない
  4. 積み出し港のある黒海を塞がれているので在庫分の輸出もできない
  5. ウクライナ小麦の主な買い手は中東やアフリカ諸国
  6. それ以外の産地の小麦やコメを食べる他地域もロシアの肥料シェアが高いので油断できない
  7. 飢える人が増え、政情不安や難民が発生するかもしれない。
  8. 難民は欧州やその他先進国に流入し、混乱のもとになるかもしれない
  9. 食糧目当てにこれらの国が国連でロシアに有利な投票をするかもしれない。

 7.まではソースのあることで、上記記事にも書きました。8.、9.はそれらを踏まえた私の予測にすぎません。しかし、これらを踏まえて言えば。

 ウクライナだけじゃなく、新興国、途上国にも支援をしないと足元が崩れるぞー!!!!

ということなのです。

 

 そしてそれを裏付けるような情報も出てきました。(あまり精度は良くないというか、きちんとしたマスコミ等の出したものではありませんが。)

これに続くツイートは自称WFP(世界食糧計画)のフィンランド人? の人が書いたものを間接和訳したものだそうです。ウクライナのブチャでのロシア軍の蛮行の後を書いたもので、かなり長いので途中のツイートだけ引用のため貼り付けリンクします。

 とのことです。

 翻訳のもとになったサイトは

https://www.punkinfinland.net/forum/viewtopic.php?p=25894218&fbclid=IwAR1eZV7fC8ftCGJsHMi78gyoltfH8hMOLvgcPt6ceA6Mctxy0khXOtsiZVc#p25894218

 というところで、「sikakyttä」という人が4月の25日に投稿したものです。私がGoogle翻訳フィンランド語→英語→日本語で訳してみたところ同様のことを言っている箇所がありました。

 ともかく、ウクライナの農業の破壊、世界への食料供給をロシアは意図的にやっているということですね。この投稿者は最後にこう締めくくっているようです。

 むろん、元が外国の投稿サイトで、これがどれくらい信頼できるものなのかは分かりません。

 しかし他方からこんなニュースも入ってきています。

CNN.co.jp : ロシア軍が盗んだ大量の農業機械、遠隔ロックで使用不能に ウクライナ関係者証言 - (1/2)2022.05.03 Tue posted at 14:31 JST

 これによれば

農業機械は近くの村に運ばれたものも、1100キロ以上も離れたチェチェン共和国に運ばれたものもあった。行き先をたどることができたのは、農業機械に装備されていたGPS(全地球測位システム)のおかげだった。

出典元:

CNN.co.jp : ロシア軍が盗んだ大量の農業機械、遠隔ロックで使用不能に ウクライナ関係者証言 - (1/2)2022.05.03 Tue posted at 14:31 JST

https://www.cnn.co.jp/world/35187079.html

 とのことです。ウクライナから反体制派だけ排除して、今まで通り統治するつもりなら、遠いチェチェンにまで農機具を奪って運ぶ必要はないでしょう。やはり戦利品として持ち帰るのを許すということは、ウクライナを荒らすために攻め入った部分があると想像してもおかしくはないのではないでしょうか。

 この記事の2ページ目には、ロシア軍が穀物を奪っているという証言も載っています。

 さらにこんな情報もあります。urlに「euromaidan」とあるので、2014年のウクライナの「ユーロマイダン」(現政権に連なる革命運動)の関係者かシンパがやっているサイトだと思われます。

https://euromaidanpress.com/2022/04/29/threatening-kherson-farmers-russian-troops-steal-grain-from-ukraine/

 英語なので翻訳機能を通してみていますが、ロシアは州レベルで占領地の農地で、収穫物を略奪を許可し、クリミア経由でロシアに運んでいるということです。

 クリミアで売られるウクライナ(へルソン州)の農作物については、在日ウクライナ大使館が下記のようなツイートをしています。

 なんにしても、今回の問題、ウクライナだけでなく、それによって二次被害を受ける途上国、新興国にも目を配らないと、食料不足になったこれらの国に、ロシアが援助と称して食料(それはウクライナから奪ったものかもしれません)を渡し、マッチポンプ的に影響圏を拡大する可能性もあります。

 実際、News from Ukraine(@uasupport999)というアカウントが、ロシアがウクライナ穀物をエジプトに売ろうとして断られたという話をツイートしています。

 これらのソースをどれだけ信じるかは読む人次第ですが(私もCNNはともかく、他のソースは多少割り引いてみる必要はあるかもとは思っています。)

 いずれにせよ、市井の一市民に過ぎない私たちにできることはほとんどないのがくやしいです。先のフィンランドの方が「WFPに寄付をお忘れなく」と書いてあるように、どこかに寄付をするぐらいのことしかできませんが……。

 

 ここまでお読みいただきありがとうございました。よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 政治ブログ 世相批評へ
にほんブログ村